住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居『七人の福の神』(その5)

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村人達は言った。
「福の神ももう四人もお揃いになられた。
本当は七人と言いたい所じゃが、もうそろそろ村に帰ろうかのう‥。皆も待っとるで。」と。
‥とその時、向こうから鯛を担いだ釣り人と、それを喜んで小槌(こずち)を振って踊る農夫がやって来た。どちらも賑やかで賑やかで‥、それを見た布袋和尚は、「これはこれは‥、恵比寿(エビス)様と大黒(だいこく)様。久しぶりじゃのう。」
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「そう言うおなかは‥、いや間違えた。そう言うそなたは、布袋どんではないか!何をしとるんじゃ。」
「実はかくがくシカジカで、今から難儀な事の多い村に行って、福を授けようと思うとるんじゃ。お前達も行かんか?」
「わかった!行かせて頂こう。ではわしから自己紹介をしよう。‥まずわしは、恵比寿神というて、この釣竿でたくさんのお客様を釣り上げ、商売繁盛をもたらす海の神じゃ。そして‥、」
「わしは大黒天という。この手に持つ小槌から、お金や食べ物、福も出すという財運の神じゃ!がはははっ。」
「それは間違いなく福の神じゃ!ありがたい。商売繁盛で笹(ササ)持って来い!その笹で福徳を釣るのじゃな!」と、村人たちは喜んだ。
こうして、六人の福の神が揃った。つづく

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