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紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その6)

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退却する帝釈天軍の前に、アリの大群の行列が、道をふさいでいました。
 それを見て帝釈天は思いました。
「アリを踏むつぶして逃げるのは簡単なことだ・・。だが、アリも生き物だ。一匹一匹命がある。・・私は神だ。罪のないものを簡単に殺してはいけない!踏むつぶして逃げるぐらいなら、引っ返そう!・・その方が良い!」
 帝釈天には、こういう優しさもあったのです。
 そして、全軍に通達しました。
「皆のものっ!アリを踏みつぶしてはならん!我らは今一度、引っ返して阿修羅軍と戦うぞ!」と。
 こうして、帝釈天軍はUターンしたのでした。
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「どういうことじゃ⁉帝釈天が戻ってきた!」と、阿修羅連合軍は驚きました。
 そして、阿修羅に味方していた神々はこう思いました。
「なんとっ、帝釈天はアリの命を奪わぬ為に帰ってきた!・・あの神にはああいうところがある。欠点は多いが情には熱いのだ。・・帝釈天こそ、神の中の神様!我々の主神なのだ!」と、神々は阿修羅軍を裏切り、阿修羅に反撃し始めたのでした。
「うっうらぎり者め!悪いのは帝釈天なのだぞ!正義は私なのだぞ!」と、阿修羅は叫びました。
 しかし神々は、「お前は正義、正義と口を開けば云うが、こだわりすぎだ。・・もう、帝釈天と仲直りしてやれ!・・帝釈天には生き物を憐れむ心があるが、お前には無い!
 倒れた味方を踏みつけながら、前進しようとする。常に自分のことしか考えていない!
憐みのないお前より、帝釈天の方が良いわ!」と、阿修羅軍に対して反撃してきたのです。
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 こうして、阿修羅軍は又負けてしまい、海に追い落とされました。 つづく

紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その5)

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 一方、帝釈天と阿修羅の娘は、いつの間にか気持ちが通じ合い、子供も生まれました。
・・・やがて、その噂が阿修羅の耳に入りました。
「おのれー、帝釈天め。絶対に許さんぞ!大事な娘をわしから奪い、しかも子供まで産ませるとは!」
 軍勢の少ない阿修羅軍は、自分の悲しい思いを、須弥山の神々に手紙を書いて訴えました。
「是非、私の味方になって一緒に帝釈天を撃ってほしい!」と頼んだのです。
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 やがて、同情してくれる神々が、阿修羅軍に大勢ついてくれて、帝釈天のお城に猛攻撃を掛けたのでした。
 この突然起こった猛攻撃に動揺してか、帝釈天はぴっくりしてお城を逃げ出しました。
「皆のものー、ひとまず退却じゃー!」と、帝釈天は森の中に脱出したのでした。
 すると目の前に・・・。つづく


 

紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その4)

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が、帝釈天は『チカラの神』です。
 巨大な軍団を持っています。
 いくら正義を掲げる阿修羅軍が挑んでも、ビクともしませんでした。
 それでも、阿修羅は可愛い娘を取り返そうと、戦い続けました。
 何度も何度も・・、負けても負けても。
 追い払われても、追い払われても、彼は『怒り!』挑み続けたのです。
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 やがて阿修羅は、帝釈天の調略にはまり、須弥山の頂上から水深18万キロの海の底に追い落とされたのでした。
 これ以後、阿修羅の城は海の底になってしまいました。
つづく
 

古市古墳群めぐり

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(応神天皇陵古墳)
 一昨日、総代さんと『古市(ふるいち)古墳群巡り』をして来ました。
 近いのに知らない古墳群の見学、並びに観念寺の『お寺の遠足』大会下見を兼ねたものです。
 近鉄『古市』で下車し、応神天皇陵からアイセルシュラホールを見学して、最後は『藤井寺』駅まで歩きました。
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(アイセルシュラホール=博物館です)
 約七キロ、良い運動になりました。
・・それと、紙芝居制作のネタの仕入れと・・。(笑い)今、古代藤井寺の悲劇の英雄『井真成(いのまなり)』について調べているのです。
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(葛井寺)

紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その3)

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 同じ森に遊びに来ていた『帝釈天』に、阿修羅神の娘は、偶然見初められてしまいました。
「何と美しい娘じゃ⁉・・わしの妃にしてやる。一緒に来い!」と、半ば強引に嫌がる娘を、連れ去っていったのでした。
 帝釈天はこの娘が、親友・阿修羅神の大事な娘だとは知らなかったのです。(知ってても、決して許されることではないですけど・・。古代神話の神々は、このような人間的なところが多いのです)
 これを家来から聞いた阿修羅神はびっくりしました。
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「おのれ、帝釈天!きさまとわしとは親友ではなかったのか!
一言、言ってくれれば、正式に娘を嫁入りさせてやったものの・・。
絶対に許さん!
直ちに兵を集めよ!娘を取り戻す!
正義は我にあり!」
と、阿修羅軍は怒りに任せて、力の神・帝釈天に挑むことになりました。つづく

紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その2)

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遥か昔のお話。
 ここは宇宙の中心にある[須弥山(しゅみせん)]です。
 その高さ、8万由旬(80万キロメートル)=[地球の大きさの約60倍]あると云われたこの山に、
[力の神]といわれた『帝釈天(たいしゃくてん)』や、
[正義の神]といわれた『阿修羅神(アシュラしん)』が住んでいました。
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 力の神と呼ばれる『帝釈天』は、その名の通り、大変力の強い神でした。
 そして、この物語の主人公『阿修羅神』は、不正を許さず、間違ったことの嫌いな正義心の強い神でした。
 二人は仲が良いことで有名で、よく一緒にお酒を飲み食事などをとっていました。
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 阿修羅神には、一人の美しい娘がおりました。
 父の阿修羅神は、それはその娘を可愛がっておりました。
 そんなある日のことです。
 その娘は、森に散歩に出ました。
 その時です。 つづく

忙しき日日

この一週間、忙しかった!
一週間でお葬式が、なんと三件。
ご法事が三件。
会議が二回。
講演が一回と続き、目が回りそうだった。
今、ようやく一服ついてます。
紙芝居連載も、ほったらかしやった。
これから、載せますのでよろしくお願いします!

観念寺新年法要in2019

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今年も、観念寺新年法要をにぎやかにお勤め致しました。
 二階本堂での勤行終了後、一階ホールに場所を移して、例年の如く[お善哉]をご一緒に食しました。
その後、これも毎年恒例の豪華賞品⁈が(もれなく)当たる[ビンゴゲーム大会]で遊び、(恥ずかしい話、予算がないのでほとんど100金の商品ですが・・[笑])
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最後は、懐かしい唱歌をみんなで唄って、行事事始めと致しました。合掌

紙芝居:『悲しき阿修羅(アシュラ)』(その1)

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奈良[興福寺]の阿修羅(アシュラ)像。
三つの顔を持つその表情には、心の奥からにじみ出た、苦しさや悲しさが漂い、観るものの感情を揺さぶります。
 ・・仏教を守護する神と言われるこの阿修羅神。
 正義の神でありながら、戦いの[魔神]に落ちてしまい・・、そして最後は仏に救われた阿修羅(アシュラ)。
 まるで、それは映画『スターウォーズ』に出てくる[ダースベイダー]のように感じます。(そんな風に感じるのは決して私だけではないはず。)フゥーフォー、フェーフォー(ベイダー卿の呼吸音)
 このお話は、その悲しきアシュラの物語です。つづく
 
 

花ちゃんと石のハナちゃん

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今日のお参り先で・・。
檀家さんが、「墓石屋さんで、石のハナちゃん(パグの名前)を頂きました!」と、玄関先で見せていただいた。・・そっくりやん⁉・・と、二匹並んで記念撮影をしました。
 テレビで『隣の人間国宝さん』を見ていたら、「あっ、花ちゃんそっくり⁉・・あれが是非ほしい!」とちらっと映った石のパグ犬を見て、その石屋さんを探して「分けて下さい」と連絡したら、「取りに来ていただけるならプレゼントします」と言われて、頂いたそうです。(太っ腹な良い石屋さんやん。ご本人が作られたそうですよ)
 僕も『そっくりですね。ご縁ですね!』と思わず(お参りもそこそこにして[笑])で記念撮影をしたのです。
 本当にパグの花ちゃん、少し太ったかな?でも可愛いです。・・僕の出迎えも見送りもいつもしてくれるのです。・・背中にハート模様もあるんですよ。