住職のつぼやき[管理用]

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名前のはなし

 昨日、特養老人ホーム『白寿苑』で、「名前」をテーマにした《法話会》をした。
 始まる前に、会場の皆さんの「お名前(寒菊さん・愛子さん、馨さん、清さん、・・みんな結構シャレた名前だ!」)」を、お聴きし、それを(ある程度?)頭に入れてから、「今日は、名前を主題にしたお話と『紙芝居』をしまーす」と言ってはじめた。
 導入の話は、「今年人気ナンバーワンの名前は、男の子は《翔太(しょうた)》君、女の子は《優奈〔那〕(ゆうな)》ちゃん、なんだそうです。・・さて、それでは、今からお話する主人公の名前なのですが、これは恐らくワーストナンバー1かもしれません」と言って、『意地悪くん』という題の紙芝居を始めた。
 この話は、『意地悪』という変わった名前であるが故に、いじめられる男の子が、「名前を変えたい!」と、新しい名前探しの旅に出るのだが、結局、名前を変えるより、《心》を変える方が先であると気づき、名前を変えなかったという、ちょっと変わったストーリーである。
 この紙芝居をしてから、皆さんのお名前にまつわる色々なエピソード・〔思い出話〕を聞かせて頂き、話を盛り上げ、(盛り上げ過ぎて、)ここで時間が無くなり、今回は終った。
 本当は、おシャカ様の息子さんも、「ラーフラ(邪魔者のという意)」という変わった名前の持ち主だったという話をして、まとめようと思っていたのだが、それも出来ずに、今回も「ちゅ~うと半端」に終ってしまい、大団円を迎えたのであった。めでたし、めでたし。(又、いつかこの続きはやることにしよう・・。)

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