(富田林市:板持町)
今、地元の大女優『浪花千栄子』女史の紙芝居を作っている。
彼女が生まれ、幼少期を苦労しながら育った、隣町の富田林市(西.東)板持地区を、うちのお寺から散歩がてらに歩いて取材している。
彼女の自叙伝『水のように』を読みながら、歩き回っているのだが、つらく苦しい幼少期を過ごされたので歩いていても辛く感じてしまう。
幼いころ母が亡くなり、極貧の生活を必死で生きられたのだろう。
(板茂神社)
彼女が小学校に通ったのは、わずか二か月。
この神社の奥に昔、小学校はあったらしい。
この板持地区を九歳の時に離れてからも、まだまだ苦労はつづく。が、自叙伝の中でも書いておられるがここから見る金剛山や葛城山の風景は今も本当に美しい。
彼女の唯一の隠れ場所であったこの地区の竹藪から見たこの山々の風景は、僅かながらも彼女にこころの安らぎを与えたに違いない。
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浪花千枝子さんの紙芝居制作、取材中
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