昭和12年10月31日、竹中彰元師は、『陸軍刑法「造言飛語罪(ぞうげんひござい)」』で、警察に逮捕されました。
そして、禁固四カ月の実刑を受けます。(が、控訴した為、最終的に禁固二か月20日間、執行猶予三年の刑となりました)
さらに、この判決を受けて、宗派は[布教使資格]を取り上げ、僧侶の位を最下位に落としました。(身内からのこの罰則は、最も辛かったかもしれません)
(家族も何かと辛かったでしょう・・)
拘留中、彰元師は家族から『反戦発言』を取り下げるように頼まれます。
が、彰元師は「わしは自分の得手勝手を言うとるんじゃない。仏法を語ったんじゃ。間違ったことは言うとらん!」と、言い切ったそうです。
(お寺の前の[竹中半兵衛の居城跡])
余談ですが、頑固で一徹なところは、彰元師のご先祖の豊臣秀吉の軍師『竹中半兵衛』に似てるかもしれませんね・・。
つづく
[管理用]
記事一覧
※画像をクリックすると拡大されます。
紙芝居:「戦争は罪悪である」(その5)
トラックバック
- この記事のトラックバックURL
https://o-demae.net/blog/diary-tb.cgi/1852