・・それから一か月後、
同じ宗派の僧侶が集まった大きな法要の後、彰元師はまたもや話し始めたのです。
「・・他の人は、どう考えるかしらんが、この戦争は侵略であると思う。
莫大な予算を使い、多くの命を奪う。
やはり、戦争は罪悪である。
もう、ここらで戦争は止めた方が良いと私は思う・・。
が、君らはどう思う?」と。
それを聞いて、他の僧侶たちは激怒しました。
「何という事を言うか!この日本を侵略国というのか!この戦争は聖戦じゃ!!
民を導く僧侶として、今のは恥ずかしい発言!
言葉を撤回しろ!!」と、詰め寄りましたが、彰元師は反省しませんでした。
それで、僧侶たちは警察に通報したのでした。つづく
[管理用]
記事一覧
※画像をクリックすると拡大されます。
紙芝居:「戦争は罪悪である」(その4)
トラックバック
- この記事のトラックバックURL
https://o-demae.net/blog/diary-tb.cgi/1851