住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

妙好人の紙芝居って?

 妙好人とは?
《純粋な信仰心を持ち、その(信心の)レベルの高さにおいては、飛びぬけた人》を云う。
 又、お寺の僧侶であるという権威を持たず、一般家庭の信者の方が多い。
 又、主に浄土真宗の門徒(信者)を差すことも多い。
 余談ながら、(あまり知られていないが)今年の大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公、吉田松陰の妹・文も《妙好人》の一人と言われている。
 僕は、この[妙好人]という言葉が好きで、憧れもあり、たくさん《妙好人紙芝居》を作った。
 『大和の清九郎』さん、『因幡の源左』さん、『讃岐の庄松』さん、『浅原才市』さん、『物種吉兵衛』さん、エトセトラ・・。
 そして、これからも作り続けるだろう。
 一般に、浄土真宗の門徒(信者)の方(僧侶も含めて)は、この[妙好人]の話(エピソード)を聞くのが好きだ。
 それは、僕と一緒で《スーパーマン》に憧れるような感覚で、彼ら妙好人の[胸がスカッとするような(一休さんのような)奇抜な行動・言動]や[そんな、奴おらんやろ~⁉、んな、あほな⁈]や[よくぞ、(私に代って)言ってくれました!]というようなおもしろい行動に、一喜一憂して拍手喝采したいからだと思う。
 又、単純に『こんな風になりたいなぁ!』という感じもある。
 それが最近、門徒さんの中にも「妙好人って誰?何なの?」という言葉が多い。(少なくとも僕の回りでは・・。)
 又、「妙好人とは、ごく普通の人なんです。エピソードは誇張です。」という、頭の固いインテリ僧侶も多い。
 僕は、ほんま、もっと一昔前の「紙芝居」を観るような感覚で[妙好人]を知って楽しんで頂きたい。
 そんなワクワクするような、(時には真面目すぎる)妙好人の紙芝居をこれからも作っていきたいと思う。
 

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://o-demae.net/blog/diary-tb.cgi/1499

トラックバック一覧

上に戻る