・・ついに、ジキル博士は善と悪の心を分ける薬を完成させたのでした。
そして、いよいよ試飲の時が来ました。
ジキル「この薬を飲めば、おそらく、隠されていた私の中の[悪]の姿が、はっきりと浮かび上がってくるだろう。
・・その時、私はもう一つの作った薬を飲む。
そうすれば、私の中の悪心はすべて消える!
そして、完全なる正義の人間に、私はなれるのだ!」
と言って、一気に薬を飲み干しました。
ジキル「ぐわぁー!体が焼けそうだ。」
と、絶叫したジキル博士。
すると、何という事でしょう!
ジキル博士の顔が、だんだんと・・・、
猫ひ○し「ニャー!」・・ではなく、(今回笑うトコはここしかないので、今の内にしっかりと笑っといてちょう。)
ハイド氏「グワォー!・・、フッフッフッ・・これこそが私の、いや俺様の本当の姿だ!・・正しい人間に成るだって⁉・・まったくバカバカしい。
世の中、面白、可笑しく生きれば良いのだ!弱いやつなど、皆くたばっちまえ!・・私はもはや、偽善者ジキルではない。そうだ、名前も変えよう。悪の帝王ハイドさまだ!ガハハハッ。・・悪を無くす薬など飲んでたまるか!」
と言って、外へ飛び出して行きました。 つづく
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紙芝居:「ジキル博士とハイド氏」(その2)
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