ウェルギリウス「ダンテ、我々は今、地獄の〔第四の圏〕に入った。 見よ、あの山を登る者たちを!
ここは、〔金儲け〕ばかり考えて、他人を追い落としていった者たちの地獄だ。
彼らは、お金の一杯詰まった袋を背負い、急なあの山を登らねばならないのだ。
しかし、斜面が急である為、皆、足を滑らせ転落する。そして、お金の下敷きとなってもがき苦しみ、もう一度ここで死ぬのだ。・・が、又再生し、同じことを繰り返すのだ!」
ダンテ「世の中、銭とちゃいまんねんなぁ・・」
ウェルギリウス「ダンテ、お前、いつから関西人になったのだ?」
つづく
[管理用]
記事一覧
※画像をクリックすると拡大されます。
紙芝居:『ダンテの「神曲」(地獄界)』 その7
コメント一覧
コメント投稿
- 「名前・コメント」欄を入力し、投稿ボタンを押してください。