ウェルギリウス「見よ、ダンテ。あれは、地獄の裁判官〔ミノス〕だ!
言っておくが、エンマ大王の親戚ではないぞ!
古今東西、〔あの世〕というのは、裁かれる場があるようだな。
あの〔ミノス〕の長い尻尾で、罪人達を巻きつけて、その〔巻きつかれた数〕によって、その罪人をどの地獄へ落とすか決めるのだ。
そう、多く巻きつかれた者程、恐ろしい地獄が待っているというわけだ。」
つづく
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紙芝居:『ダンテの「神曲」(地獄界)』 その4
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