住職のつぼやき[管理用]

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今年の「出前」先・・パンフレットから振り返る

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今日は、今年「出前」した《施設・病院》等の『パンフレット』を少し読んでみたい。
 はじめに《老人施設》などに「出前」に行くと、たいてい担当の職員が出て来られて、そこの施設の『パンフレット』を差し出され、《施設の理念》などをお話して下さる。
 (そのお話によって『宗教色をどこまで出してしゃべるか』を決めるのだが、「好きなようにしゃべって下さい」と言われたら、ホンマに好きなことを、べらべらべらべらとしゃべるので、私は或る意味、危険な男なのです。〔笑〕・・以上、余談)
 さて、今年頂いた『パンフレット』からの抜粋。 
 たいていどの施設も同じような事が書かれてある・・が、特色もある。
 たとえば、『・・そもそも、老人の《老》と云う字は「ねれる」という大変尊敬される意味を持っています。又、親孝行の「孝」という字は、子供が老人をいたわり背負う姿です。(なるほど!)当施設では、この「尊敬」と「いたわり」の精神をモットーにお世話したいと思っております。』と書かれたパンフレットがあって、「ここは文字の意味から理念を掲げるのか」と思い、結構こう云う《落とし文句》は僕は好きである。
 又、こういうのもある。
『介護技術はもちろん大切。しかし、利用者の思いやニーズを汲み取る心と、やさしい笑顔を忘れてはなりません。ここ○○は、愛情こそが福祉サービスの原点だと確信しています。』というのもあって、ここは『愛情』がコンセプトなのだとわかる。
 最後にもう一つ。『ここ○○はこだわりました。話すことや笑うこと、ふれあうことを忘れないでいただきたいと。・・ご老人の持てる力を引き出し、その人らしい生活を支えます。』と、ここも凄く立派なうたい文句が並ぶ。
 やはり施設の宣伝『パンフレット』だけあって、一読しただけで『ここに決めよう!』と思ってしまうだけの殺し文句が並べてある。
 後は、本当にそこがその通りの『施設』なのかが問題なのだが・・、それは又別の話。その〔見聞記〕はいつかコッソリお話しましょう。〔笑〕

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