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紙芝居:『インドのえらーいお坊様のお話~縛られた人の巻』(後編)

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だが、二匹か、三匹くらいがドボーン、ドボーンと、音をたてて逃げてゆく。
 そんな時、漁師は言うよ。「おっ、一匹デカいやつが逃げちまったぞ!」と。
 これが『悟れた人』。大いなる安らぎが手に入った人じゃ。
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 しかし、網にかかった大部分の魚は、逃げようともしない。
 それどころか、網の目を口にくわえて、湖の底に潜り込んでじっとしてる。「もう心配ない。俺たちはうまくいっている」と考えている。
 世の中はそんなもんじゃ・・。
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 やがて漁師たちが網を引き上げ、一匹残らず捕まってしまうことが、どうしてもわからない。
 これが、そっくりそのまま、『縛られた人』の有様じゃ。
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 皆の衆、世間の楽しみなど、幻のようなもんじゃ。
・・地位、名誉、お金、すべては幻・・。
 漁師の網を抜け出す!それは、世間の束縛の網!
 大いなる安らぎを求める、そんな方法をそれぞれが探すこと・・それが大切な事なんじゃよ。 おしまい

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