明治22年、武子様は23歳で結婚されます。
お相手は銀行勤務の男爵で、[九條良致(よしむね)]氏という御方でした。
良致氏は、武子様の義理の姉の[弟]でもありました。
お二人は結婚された後、イギリスへ新婚旅行へ行かれました。
・・と同時に、それは夫のケンブリッジ大学留学を兼ねた旅行でもありました。
ところで、なぜ銀行マンの夫が外国へ留学することになったのか?
それは武子様の兄[大谷光瑞様]が、良致氏を外国で勉強させて、将来、この義理の弟を[西本願寺]の学術専門家にしたかったからではないかと言われています。
が、結果的には、武子様は一人で先に日本へ帰国されることになります。
そして、良致氏の帰国まで、10年間待つことになるのでした。 つづく
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紙芝居:『九條武子(くじょう・たけこ)さま』(その3)
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カンネン亭 2018年11月11日(日)21時30分 編集・削除
ありがとうございます。
高野街道まつりでは、お会いできず残念でした。
又、何処かでお会いできれば良いですね。
英語バージョンの紙芝居は、一度拝見したいです。
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マロンさん 2018年11月11日(日)07時47分 編集・削除
パソコンを変えられたそうで良かったですね。
高野街道祭りの日にお越しになったそうで、お会いできずに残念でした。増福寺に詰めていました。
3日滝畑の下之坊さんのお宅で「四万十-いのちの仕舞イ」に行ってきました。講演会の千早赤阪村の夢野家」と言うグループホームの代表鶴谷文代さんとお話しする機会があり、観念寺の宮本住職の紙芝居を拝見されたと話されて、広がりを感じました。狭山池での第二作の「狭山池の底の石棺」も英文が出来ました。行基さんの方は英国人のカップルに実演しました。