慈雲尊者は、59歳の時、人里を離れ、大阪は河内の山深いお寺[高貴寺]に活動の場を移されます。
そして、その寺院を[真言律宗]総本山として、神道の研究や律や禅の講義の場として開き、多くの弟子たちを育てました。
慈雲尊者は、八十七歳で、お経の講義の準備中に亡くなられました。
「お釈迦さまの時代の仏教に帰れ。」と、教えを説き、自ら質素なつぎはぎだらけの衣を纏い、庶民に優しい教えを説かれた聖僧、慈雲尊者。
今、尊者のお墓は、大阪は南河内郡河南町の高貴寺に建っています。
おしまい
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紙芝居:「慈雲尊者(じうんそんじゃ)」(その6:最終回)
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