が、露子は大地主の[跡取り娘]です。
文筆活動を止め、婿養子をもらい家を継ぎ、子供を作り家を繁栄させねばなりません。
そういう、時代だったのです。
それで、彼女は26歳で結婚。
奈良県から、(家の釣り合いの取れた)婿養子を迎えます。
そして、二人の男の子をさずかります。
が、露子の父が亡くなり、後を継いだ婿は、恐慌時に株で大失敗。
杉山家の所有財産が、三分の一まで減ってしまうのです。
この頃から、夫婦仲が悪くなり、露子と夫は別居することになるのです。 つづく
(杉山邸の庭)
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紙芝居:「歌人 石上露子(いそのかみ・つゆこ)」(その7)
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