この紙芝居はすべて実話である。
僕の記憶違いは多少あるかもしれないが・・、まだ、記憶が生々しい時に病院の中で描いた。
それでは、[入院三部作]の最終章を見て頂くとしよう。
はじまり、はじまり~。
みなさんは、仏様って信じはりますか?
では、仏さまの存在を身近に感じたことありますか?
私はあります。
なぜかって・・?
それは、私の個人的体験から、聞いて頂くしかないのですが・・。
それでは、その話を聞いて頂きましょう。
平成26年3月4日、それは何の前触れもなく、突然やってきた。
・・話はその前日から始まる。
それは3月3日の夜、大阪の「本願寺津村別院」から、突然、電話があった。
(本願寺職員)「あの~、宮本っさん。急なことなんですが、助けてもらえませんか?
実は明日、天王寺区の[クレオ大阪ホール]で、仏教婦人会があるんですが・・、講演を頼んでいた講師の先生が、インフルエンザになられて・・。
それで、ピンチヒッターを宮本さんに頼もうかと・・。
明日の午後、空いてませんか?」
「何とかしましょう!」
と、僕は調子にのって二つ返事でお答えした。
だが、後で考えると、これが生死を分けた、不思議な[三つのご縁]のはじまりだったのである。
その一つ目が、この突然の講師の依頼であった。
つづく