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紙芝居:『走る!韋駄天(いだてん)』(その5)

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(能楽『舎利』[舎利を抱える鬼])
紙芝居では、『舎利』を盗んだ鬼の逃亡者[足疾鬼]が、追跡者[韋駄天]に捕まり、「もうしませーん!」と反省したが、実はそうではなかった。
・・そう、この話にはまだ後日談があるのです。
今回は、その余談のお話になります。
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(会場:茨木クリエイトセンター)
 能楽に『舎利』という演目があります。
 昨日、茨木クリエイトセンターに行って観てきました。
 物語は、実は足疾鬼が、まだ『舎利』をあきらめきれず、あれから日本の『泉涌寺』に奉られた『舎利』を、人間に変装して盗みにやって来るところから始まります。
 そして盗みに成功した鬼の、また逃亡が始まります。
 泉涌寺の寺の僧たちの祈りに応えて、天界よりまたまた韋駄天が呼び出され、『ルパーン、待てー!いや違う、足疾鬼、逮捕じゃー!』と銭形のとっつぁん警部のように、舞台の上で、足疾鬼と追いかけっこをして、最後には無事に『舎利』を取り戻し、お寺に返すというストーリーです。(これが本当の鬼ごっこ)
 (ゴジラの動きのようで?)あまり激しい動きのないの能楽には珍しいアクション活劇ですよね。・・けっこう面白かったです。セリフは余りわからんかったけど・・。)
 が、最後は足疾鬼が、まだ残念そうに『舎利』を持ち去る韋駄天を見つめる所で舞台は終わっているので、きっとこれは『続編』を考えていたのでは?と思ってしまいました。 
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(泉涌寺:『舎利殿』)
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(今も韋駄天は、仏様の『舎利』を守っている)
 ・・さて、この紙芝居はまだ終わりません。
・・もう一つ大事な『韋駄天』のエピソードがあるからです。 次回、最終回   つづく