ファンでもない僕が、割とご高齢の方が目立った女性たちの多い「西城秀樹」氏の生コンサートへ、昨日、観に行って来た。
理由はただ一つ。
僕と同じ病気[脳卒中(=西城氏の場合は脳梗塞)]をされた、西城秀樹氏が、病(やまい)から復活後、どれぐらいまで、人前でパフォーマンスを見せることができるのか?を見たかったからである。
又、本当に何曲も歌えるのか?(口パクではないか?)も、見たかった。(僕はオペラグラスを持って、ずっと口元ばかりを見ていた・・嫌な客である。)
でも、僕もこれから人前で「紙芝居」を演じるに当たって、どれぐらいまで[やれるのか⁈ドクターストップはかからないのか⁈]を知りたかったのである。
結論から言うと、横と後ろに「手すり」を張り巡らせて、椅子に座ったり、立ったりしながら、約二時間、歌を唄い続けられた。(僕が思うに、掛け声は本物の声だか、歌はやはり怪しい。それは途中での言語障害のあるトークと、歌声の差で解る。そして、汗もあまりかいていないし、水も飲まなかった。・・水ぐらい飲んだら良いのにと、僕は心で叫んだ。プライドがあるんやろか⁈)
余談ついでに、僕もリハビリ病院で、カラオケで歌声を出す発声練習を毎日した。言語会話の発声は難しかったが、歌は案外楽に歌えるものである。・・だから、一概に口パクであるとは言えないし解らない。
そんなことより、僕はやはりコンサートへ行って良かった!
歌は「YМCA」と「ギャランズゥ」しか知らなかったが、手すりを持ってヨタヨタ歩きながら、必死に不自由な右手を振って歌う西城秀樹の姿に、僕は感動した。
心の中で「秀樹、頑張れ!脳卒中なんかに負けるな!」と必死で応援していた僕がいた。
本人が言ってたが、来年は『秀樹、カンレキ!=還暦』らしい。
頑張れ!秀樹。国民年金をもらえるまで!
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