住職のつぼやき[管理用]

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今年最後の『白寿苑(月例)法話会』

 昨日の晩、今回で192回目となった『特養白寿苑:月例法話会』に行って来た。
 例年の事だが、12月の平日の夕方になると、阪神高速は毎年大渋滞をする。
 それで、昨日も法話会が始まる二時間前には、お寺を出たのだが、案の定、途中で渋滞プラス事故渋滞にも引っ掛かってしまい、当初の予定が完全に狂ってしまった。
 それで、急遽予定のコースを変更し、大阪市内の北をほぼ半周する迂回コースを取って、なんとか間に合った。(あせったわ。・・毎年こんなんやなぁ)
 まぁ、それで無事に会を始めることが出来、今回は、今年の締めくくりということで、『地獄のはなし』と『極楽のはなし』という紙芝居の二本立てをさせてもらった。
 いつもは、12月は苑内に大きなクリスマスツリーが飾ってあるので、西洋の紙芝居(マザー・テレサの話やら、イエス・キリストの話)をしたりしているのだが、今年の締めは(たまには)仏教的な話でいってみようと趣を変えて演じてみたのだ。
 結果的に、(職員さんを含め)皆さんから拍手喝采を浴び、会場が一つになったような雰囲気になって、たいへん良かったと思う。
 又、終り近くになって一人の女性から、「私も一度、手術で死に掛けて、夢の中で、閻魔さんにお会いし、極楽行きを命じられ、そこのハスの葉の上に立つ亡くなった主人に会って来たんですよ。」と言う話など飛び出し、(それって「紙芝居のお話と一緒ですね。奥さんがこのお話のモデルやったりして」と言って、皆で笑い合って)大変充実した「法話会」になった。
 来年、いよいよ200回を迎えることになる『白寿苑:法話会』。
 すでに、17年前の第一回目から出席して下さっている方は、Nさん一人だけになってしまったが、(後のお方は皆さん、お浄土に還られた)まだまだ、(やれる所まで)来年も続けてゆきたいと思っている。 白寿苑の皆さん、来年もどうぞよろしく!合掌

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