住職のつぼやき[管理用]

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東大阪市立:五条老人センターへの出前

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昨日、東大阪市にある「五条老人センター」へ、『お寺の出前』講座に行って来た。
 東大阪市の『市政だより』に案内が出され、60才以上の方を対象に開いた『文化講座』ということもあり、皆さんお元気で知的好奇心旺盛な方ばかりであったような気がする。 
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 講座のテーマは「『稲むらの火』の紙芝居を通して、防災を考える講話」というような形で話をして欲しいと職員さんから、(一時間半の長時間の話を)頼まれたもので、結構今回はじっくりとお話させて頂くことができた。
 もちろん、『大阪に津波が来た日』という大阪が舞台の防災関連の紙芝居もさせて頂いた。
 こちらの方も、皆さん興味深々だったようだ。(反響が大きかった)
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 で、途中休憩の時間も、僕は休憩をしないで、舞台でしゃがみこんで前のおば(あ)ちゃんたちと話し込んでいた。(大阪のおば(あ)ちゃんは、ほんま話し好きだ。〔笑い〕)
 そして講座が終ってから、職員さんからの要望により(職員さんたちに対しての)『紙芝居製作ミニ講座』を開かせて頂いた。(この春から、こちらのセンターでお年寄り向きに『紙芝居創作研修会』を開きたいとおっしゃったので・・。)
 今、地域住民の高齢化がどんどんと進み、(時間と元気のある)お年寄りが〔文化サロン=老人センター〕に集まって来られる機会が増えたそうで、じゃんじゃん新しい催し物(文化講座)の企画せねば、それぞれの方の様々なニーズに、答えることができなくなってきているらしい。そんな職員さんのたちの苦労話なども聞かせて頂いた。
 日本史上、初めてむかえるこれからの超高齢化社会。
 元気で知的好奇心旺盛なお年寄りが、どんどん増えてゆく。
 今後、益々、高齢者対象の文化講座は増えてゆくだろう。
 さて、『お寺の出前 紙芝居屋亭』の出番は、今後(こちらも益々)増えてゆくような、そんな気もした今回の出前であった。

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