住職のつぼやき[管理用]

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今年の『紙芝居創作合宿』と、『宣光寺』さまの〔定例法座〕への出前

ファイル 758-1.jpg(Dr・南氏)
 おとといから開始していた、今年の観念寺『紙芝居創作合宿』が昨日のお昼で無事終了した。
 今回は、阪大医学生たちがキャンセルされた為、〔南吉一〕在宅ホスピス医と二人だけの創作合宿となる。
 わずか二日間で、一本の紙芝居を完成させてしまおうという試みのこの合宿も、どうにか今年も(無事に)完了できたように・・思う。
 題材に悩んでおられた南氏に、今年は「『高齢者数え歌』で作ったら解りやすくて面白いのでは?」と僕が言ったら、「それ、頂きましょう!」とすぐに決まった。
 それで、さっそく『一つとせ、・・一人で生きるを独居老人と申します~。今夜も孤独と気楽で、一杯やっか・・』と、いうような感じの絵と文章を考え、十の数え歌紙芝居を完成させた。
 これを、今、勤務医としてお勤めの『介護老人福祉施設』で、皆に披露されるということだ。(どうなることやら?〔笑い〕)
ファイル 758-2.jpg

 そして合宿が終り、お昼からは、大阪天王寺にある『宣光寺』さまの「定例法座」に紙芝居法話の出前に行って来た。
ファイル 758-3.jpg(近代的建築の宣光寺さま)
 日曜の午後ということもあり、今日はたくさんのご門徒さんがお参りなさっておられた。
ファイル 758-4.jpg 
 こちらでも、今一番多く演じさせて頂いている「稲むらの火」と「大阪に津波が来た日」という紙芝居をさせてもらった。
 『今、被災地から遠く離れたこの大阪で、我々はどのような気持ちで支援をすれば良いのか?その答えのヒントを頂けたような気がしました、とか・・又、大阪に住む我々も、天災に対して備えねばならないと思いました』とか、そのような感想を頂いた。
 「ああ、この紙芝居をやって良かった」と、そんな事を思った(僕にとって)有り難い御法縁であった。

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