住職のつぼやき[管理用]

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被災地に立つ その2

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 8月23日早朝、本堂に集められた「生活支援物資」を車に積んで、被災地へ出発。
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 今日の目的は、これらの物資(お米・カップライス・シャツ・タオル・靴下・蚊取線香などの生活必需品)を、南三陸町を中心に配達することである。
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 東北自動車道を走り、いくつもの山を越え、海沿いの南三陸町が見えて来た時、息がつまった。
 360度、すべて町が瓦礫となり、廃墟となっていたからである。(テレビで見たまんまであった。)
 この町は、ほとんどの住人が仮設住宅や他府県へ避難して居なくなっている。
 それで僕たちは、その仮設住宅とその近くの集落へ、物資を運ぶことになった。
ファイル 749-4.jpg(区長さん宅)
 集落の区長さんは、そら喜んでくださった。
「へぇ、そんな皆さん、遠くから・・。行政からの物資支援では足りませんので助かります。仮設にはまだ半分しか入ってません。入ったら、たちまち支援受けられなくなるから、皆、入るのを躊躇っているのです。・・だから、物資は私の家に運んでもらって、仮設に住む皆さんに、ここまで取りに来てもらって分配しています」などなど。・・こんな今の現実的問題を聞かせて頂く。
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 最後、皆で記念撮影。・・いつまでも、僕等の車に手を振って下さっていた。 つづく

狭山市:子育て支援センターへの出前

ファイル 748-1.jpg(子育て支援センター)
 今日、狭山市:子育て支援センターへ、お寺の出前に行って来た。
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 若い子育て奮闘中のお母さんと子供たち、そして市の民生委員たちも混じっての、賑やかな『紙芝居法話会』となった。
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 僕が紙芝居を読んでいる最中でも、(そんな事たぁ、おかまいなしに・・〔笑〕)興味津々、紙芝居のまん前までやって来て、さわったり指差したりして、とても面白かった。
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 まぁ、それで「こいつぁ、いつものようには、いかんわいな!」と、急遽オールアドリブで「くもの糸」のお話させて頂いた。
 でも、それが大正解であったような気がする。
 最後、一人の小さな男の子が「僕も天国に行きたい!」と叫んで、会場は大爆笑だった。・・僕は「大丈夫や、急がんでもいずれ行けるで。」と返しておいた。
 ほんま、子供は正直でおもろいわ。
 おっちゃんも天国、もとい、極楽浄土に行きたいわ。・・いずれな。
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