(玄清寺山門)
先ほど、東大阪市にある『玄清寺』の〔夏休み寺子屋教室〕へ紙芝居の出前に行って来た。
相変わらず、子供たちは元気一杯で、僕が到着した時、皆、本堂内を汗をほとばさせながら走り回っていた。(お寺が広くて珍しいというのもあるんやろなぁ。・・ひとり鼻血出しとったわ)
(本堂)
今年の僕の出し物は、もちろん『稲むらの火』である。
それは、こちらの今年の教室のテーマが、「(東日本大震災で多くの方が亡くなられたが、)命の大切さと悲しみを共感し、助け合う心を養うことを目的とする学習会にしよう」という事に決まったからである。
震災がタイムリーだったのか、あんなに走り回っていた子供たちが、皆、シーーンと静まり、紙芝居に見入ってくれた。
紙芝居が終った後、「大阪に大地震が来た時はどうする?」って言うテーマで、皆で話合った。
「テレビを常に見て、どこに逃げたらエエか考えるー!」と発言する男の子がおったので、僕が「もし、停電したら電気使えんようになるで~、テレビ見れんでー」と言ったら、考え込んでしまった。
この日の僕は、「さぁ、どうする?、さぁどうする?」のいじわるの連続攻撃ラッシュだった。
その後、終ってから、後片付けをしていたら、先ほどの男の子がやって来て「電気止まっても、アイホーン持ってたら、情報わかるで。」と言いに来た。(考えとったんやろ。)
しかし、僕はすかさず「でも、充電切れたらどうすんねん?」と投げ返してやって、その男の子は又、下向いて考え込みながら、むこうに行ってしまった。
帰り、ちょっと「大人気なかった」と反省した今日の僕であった。
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