住職のつぼやき[管理用]

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今年の『ケアリビング楽寿』への出前

ファイル 724-1.jpg(「幸せ体操」をやってるトコ)
 先ほど、大阪市天王寺区にある有料老人ホーム『ケアリビング楽寿』さんへ〔六回目〕となる出前に行って来た。
 こちらでも、今年は例の「稲むらの火」の紙芝居を演った。
 紙芝居が終ったとたん、前列の男性が突然、「その紙芝居を国会議事堂に持って行って、今の議員等に見せてやってください!」と大きな声で言われた。
(こちらは有料老人ホームなので、しっかりとものを言われる方が多い。・・又、時世を憂える人も多い。・・だって「日経新聞」読んではるんやもん。)
 僕は(びっくりしたが、)「いっぺん、カンさんに見てもらいまひょか?」とはぐらかして、『津波・大阪編』へ移った。
ファイル 724-2.jpg 
 さて、〔番狂わせ〕は、最後「紙芝居」が終り、まとめに入ろうとしたところで、突然一人の男性が「これだけは言いたい!」と、《大演説感想》を、はじめた事だった。
「・・地震・津波より恐いもんが、かつて大阪には来たんです!それは何でしょう!ご住職知ってはりまっか?・・それは台風です! 大阪城公園内に建てられた『慰霊碑の塔(教育塔)』がそれをものがたってます。・・私等、年寄りは、戦争・空襲の他に、台風の脅威からも生き延びてきたんです!凄いでしょう!!・・ご住職、こんどは、大阪の台風の紙芝居を作って普及させてください。・・来年、待ってます!」と(勝手に)おっしゃられた。
 僕は『勝新太郎みたいな強引な人やなぁ・・』と思いながら、「こんど、調べてきます」と、(ちょっと興味を持ったので)言っておいた。
 さて、司会の職員さんは、はやく話を切り上げようと、おろおろ、おろおろしながら、僕の横を行ったり来たりして、気の毒のような、おもろいような、そんな気がしたのだった。
ファイル 724-3.jpg(記念写真)

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