住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

豊中仏教青年会の募金活動

ファイル 664-1.jpg

 昨日、『豊中仏教青年会』主催による、「ニュージーランド及び東日本大震災」駅前募金活動にお邪魔させて頂いた。
 三月半ばだというのに、阪急豊中駅前は寒かった。(豊仏青の皆様、本当にご苦労様でした)
 僕は、自分が集めた『募金』を手渡したら、すぐに失敬するつもりであったのだが、仏青の怪鳥、いや回腸、いや会長に引っ張られ、募金活動に飛び入り参加することになった。(本当は参加できて嬉しかったのです。ありがとう!)
 この日は総勢五人での『募金活動』になったが、一人一人が皆発するセリフ(口上)が決まっていて、たまに寒さのあまりコンガラがり、緊張感の中にも笑いがあった。
 たとえば、最初の一人目の僧侶が「こちらは豊中仏教会です」という。 すると間髪おかず、二番目が「ただいま、東北大震災」、そして三番目が「並びにニュージーランド沖大地震の募金活動を募っております」という。
 そして四人目が「この募金は全額、赤十字に寄付いたします」とつづく。・・その調子で、五人目がまとめに入り、最後に皆で「皆さん、よろしくお願い致します」と言って終る。そして又、一番目に戻り、エンドレスでこの口上が続くのである。(長々と書いてしまったが、まぁ、こんな調子で行ったわけだ。取り合えず、雰囲気だけお伝えしました)
 さて、子供たちが、百円、千円と、募金箱に入れてくれる姿は本当に尊いものであった。
 又、おばちゃん達が、「又、ここでも募金かいな。・・ほんましゃあないなぁ。」と言いながら、千円、五千円と入れてくれて、ほんま頭が下がった。(大阪のおばちゃん、「いよっ、口は悪いが懐(ふところ)厚し、いや篤し!」)
 又、若いサラリーマン風の兄ちゃんが、「今の坊さんも、まんざらじゃないなぁ・・」ってな事をおっしゃってくださり、この言葉も胸に残った。
 ほんま、こんな感動的な「募金活動」に参加させて頂けて、僕は幸せ者でした。回腸、いや怪鳥、快調、最澄、番町(どんどん離れてゆく・・)会長、並びに豊仏青の皆さん、本当にお世話になりありがとうございました。
 あの後、夜の7時から、大阪市内の特養ホームで、霊、いや礼、例の津波の紙芝居「稲むらの火〔復興編〕」をやって、大変、降雹、いや好評の内に『法話会』を終えましたよ。・・一応ご報告まで。合唱、いや合掌。・・もうええか。

上に戻る