東北・太平洋沖大地震により、被災を受けられましたすべての皆様、謹んでお見舞い申し上げます。
突然の「大地震」のニュースで、身体がすくんだ。
十五年前に起った「阪神淡路大地震」の場面が、走馬灯のように思い出され、身体が震えた。
前にも書いたが、妻の両親が〔西宮〕に暮らして居た為、あの〔大地震〕の次の日から、曲がりくねった「阪急電鉄」の線路の横を歩いて訪問する日々がはじまった。何ヶ月も・・。その後、仮設住宅や避難場所へのボランティア訪問で、悲しいお話を被災されたたくさんの方からお聞きし涙した。・・それを思い出した。
それ以来、〔地震〕の報道に関しては、トラウマを持つようになってしまい身体が硬直してしまう。(思考が停止し、まばたきも止まる)
大地震がおこったら、人はその後どう行動すべきなのか?
そんな答えを見つける為、「稲むらの火」という、地震と津波とその復興の「紙芝居」を、去年の暮れから、現地リサーチをし、それから作り始め、今ようやく80パーセントまで完成したところであった。
その「紙芝居」が、被災地のテレビニュースの画面と重なる。
タイムリー過ぎて、しばらく筆が止まるような気がする。
今、自分に何ができるかを一生懸命考えている。合掌