(白寿苑 盂蘭盆法要の様子)
世間では、〔お盆〕の時期は、もう過ぎた様であるが、僕の〔お盆マイリー〕は、まだ続いている・・。
しかも、昨日は〔ダブル〕であった。
それは、僕の毎月、行っている『老人ホーム 白寿苑』で、亡くなられた方を〔年一回〕偲ぶ『お盆法要』と、月例『法話会』を、続けて行うからである。(これは、結構キツイ。野球でいえば、ダブルヘッダーみたいなモノだから・・)
(法要後半の歌で偲ぶコーナー)
今年で〔14回目〕となる(苑で亡くなられた方のご家族さんをお迎えしての)『特養 白寿苑』での「お盆法要」は、3年前から趣向を少し変え・・、
前半は、亡くなられた方のお名前を拝読して「読経」をし、「法話」をし、(今年度は27名の方を偲んだ)
後半は、職員による(ギターとバイオリンの)生演奏で「歌で偲ぶ」コーナーを設け、皆で仏壇を前に、「涙そうそう」と「千の風にのって」を歌って、亡き方々を偲んだ。
その〔お盆法要〕が終ってから、苑内の皆さんは〔約1時間程〕休憩。
・・が、僕はその間、「白寿苑」専用の『過去帳』に、「新仏さん」達のお名前を書く為、休憩はない。 過酷やなぁ~と、毎年思うが、好きでやってることなんでしかたがない。
(紙芝居法話会の様子)
そして、引き続いて「紙芝居法話会」を行った。
さすが、少々この月は、へばるので、昨日は、30分程で「法話会」は、終らせて頂いた。
・・さて、いつまで続くか、このダブルの「お盆法要」と「法話会」!
願わくば、「仮面ライダー」シリーズのような、長寿番組みたいに、これからもずっと続けていければと思う。
(余談になるが、昨日、苑内のおばあちゃんのお一人が、僕にボソッと言われた。「こんなエエ、施設に入れてもらえて私は、幸せもんです。供養までしてもらえるんですから・・」と。
自分たちが亡くなっても、(忘れられず)、皆に(このように)偲んでもらえるというのは、(生きていく上で)とてつもなく大きな《安心感》をもたらすものらしい・・。『儀式』の意味合いは、ここにあるのかもしれん!)
・・が、僕も年々、歳を取っている為、だんだんと体力がついてこんようになっている。
『変人僧侶』と云われた僕も、歳には勝てん。
・・だれか、《中年マイラー》の僕に変わって、この法要を引き継いでくれる、若き「マイラー2号」や「V3」のような、ヘン人僧侶たち、はやく現れてくれ~!
求む、「変身!」じゃなくて、「変人!」