僕は本が好きだ。
乱読する。・・・一度に、何冊も読む。
新聞の広告や本屋で見つけたり、面白そうだと思ったら、色んなジャンルの本を買って読む。
じっくり読む方なので、読むスピードは遅い。
今も、色んな本をあらゆる場所(トイレ・寝室・テーブル・机・車の中・鞄の中)に置いて、時間があれば読んでいる。(たいてい、寝る前に布団の中で読む事が多い。・・だから枕の横には、常に本が積まれていて、寝返りをすると本の角でオデコをぶつけたりして痛い。)
学生の頃は、一冊ずつ読み終えるまで他の本は読まない、いや、読めない方だった。
・・が、今は年を取ったのか(厭きっぽくなって)、一度に何冊も読みかじり、最後まで読み終えてない本も多々ある、・・が気にしない。(小説などストーリーが混乱しても気にしなくなってしまった・・本来、エエ加減な人間なのです)
さて、今(半分ほど)読んでいる本を少し紹介して終りたい。
(枕の横にある本)
『ほんまにオレはアホやろか』水木しげる著(新潮文庫)
〔寝る前には持ってこいの本。・・すぐ寝てしまう。「紙芝居作家」であった水木しげるの豪快な半生が書かれている〕
『新・井沢式 日本史集中講座(鎌倉仏教編)』井沢元彦著(徳間書店)
〔この本は、一押し。歴史好きにはもちろん、ややこしい日本の歴史の流れや宗教の話が満載の本・・、すぐに寝てしまうほど、軽くわかりやすい〕
『幸も不幸もないのですよ』小林正観著(マキノ出版)
〔この方の講演会には、一度行ったことがある。取り巻きの人々(ファン)からは、ちょっと引いた。・・が、内容は面白かった。元気が出た。・・気分転換に読む。よく寝れる〕
(机の上)
『親鸞』五木寛之著(講談社)
〔この本も(枕の横)に移動しても良いほど、読みやすい娯楽作品になっているのだが、分厚い本なので、オデコをよくぶつけるので、机の上に移動となった〕
『親鸞』倉田百三著(角川文庫)
〔同著者の『出家とその弟子』を紙芝居の原案にしたいと思って買ったが、セリフが難くて『出家とその弟子』ほど、面白くない。・・あっちこっち読みかじったが、おそらく最後まで読まないだろう〕
(テーブルの上・あるいは、車や鞄の中)
『葬式は、要らない』島田裕巳著(幻冬舎)
〔お寺の死活問題やんけ!と、このタイトルと見て買った本。現代の葬式事情などを、データを入れ詳しく解説してくれて読みやすいが、なぜか元気がなくなる本〕
『「枯れて死ぬ仕組み」を知れば心穏やかに生きられる』対本宗訓著(河出書房新書)
〔僧侶であり、医師でもある方の臨床現場から見た、生・老・病・死の姿・・説得力があります〕 ・・以上。
乱読は面白いです。頭の引きだしが一杯できて楽しいですよ。
やってみてはどうですか?(頭は混乱するかもしれませんが・・〔笑い〕)