住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

その場しのぎの住職・・・喜ぶ声が聞きたくて

 ここんとこ連日、8月の「お盆参り」の予約、プラス「紙芝居法話」の予約を、電話でお聴きし、お受けしている。
 『ご依頼される方の、喜ぶお声が聞きたくて・・・、あぁ、ただそれだけで、それだけで・・、』
「ハイ、解りました。その時間にお参りに行かせて頂きます」、
「ハイ、承知しました。『紙芝居法話』ですね。喜んで!」と、
よ~く、自分のスケジュール帳とカレンダーも確認せずに受けるので、
「『あっ!』と、同じ時間に二つ入れてしもうた。ダブルブッキングや!すぐに謝りの電話を入れんとあかん!」、と手帳を見ながら半分泣き顔で、「すみません、すみません、すみません、すでにその時間は詰まっておりました。予定を変えて頂けませんでしょうか?すみません、すみません・・」と謝り続けている。
 ああっ、なんと僕はその場しのぎで生きてるんやろ・・。
 気が弱く、エエかっこしいな自分が情けない。・・そして愛しい。
「人の喜ぶ声を聞いて、快感を覚えるには、どうやらまだ修行が足りないようだ。特に頭の修行が・・・。」

上に戻る