住職のつぼやき[管理用]

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《どこでも『紙芝居』》

 年々、僕の『紙芝居』を演じる場が(止め処もなく)広がって行っている・・ような気がする。(僕の性格の軽さにも要因がある〔笑〕)
 本来は《医療と福祉》の現場だけを想定して、作り始めた紙芝居なのであるが、その需要範囲が(異業種の方にまで広がり)《なんでも有り》の形を取り始め、僕も「よっしゃ、それなら《なんでも来い!》」と受けている。
 
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・・それで昨日、その又〔変わったご依頼〕があり、《外国講師とのお食事・交流会》に呼んで頂き、『紙芝居』を持って行って来た。
 現在、わが町〔河南町〕では、英語の初等教育の一環として若い外国人講師を数年間お招きして、幼・小・中学校内での活きた英語学習を推進している。
・・が、もっと日本の文化に触れてもらおうと、町内のボランティア精神あふれる〔木口さん〕という一人の女性が、名乗りを上げてもう十年来、この《お食事・交流会》をご自宅で主催されているのだ。(なかなか出来ることではないと僕は感動した!)
 それでここ最近は、日本食・日本文化大好き〔インド系〕カナダ人の『ヒーテン』さんご夫婦が来られているという事で、一度日本の思い出として、日本の『紙芝居』を見せてあげて欲しいとの〔木口さん〕からのご依頼があり、お受けした訳だ。
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 この『ヒーテン』さんは、(写真を見てもすぐ分かると思うのだが、)ご両親はインド人であるが、カナダ人国籍であり、一度もインドには行った事がないそうだ。
 毛髪もクルクルッと天然パーマが掛かって、目は大きく彫りも深い顔立ちで、一目見て「ブッタのお顔と一緒や!」と思い親近感を持ってしまった。又、日本語も堪能で〔おつけもの〕も大好き、そして食事の後片付けも進んでするという、日本人よりも気のつく青年であった。
「カナダには《本の読み聞かせ》ボランティアはありますが、『紙芝居』という《ペーパー・ピクチャー》はありません。大変シンプルでおもしろく感動しました」と言われた。
 「一度、お寺に遊びに行っても良いですか?もっと日本の昔話を聞きたい」とおっしゃられたので、「良いですよ」とお答えした。
 本心は、『うちの寺の仏像と並んで写真を撮って欲しい。(ダブル・ブッタが完成する)』という子供みたいな欲求からOKしたのであるが・・・。〔笑い〕
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