住職のつぼやき[管理用]

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島田病院・はぁとふるグループ 『看護部研究発表会』への出前

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 昨日、羽曳野市にある医療法人『島田病院』と社会福祉法人『はぁとふるグループ』の、両法人主催による〔看護研究発表会〕に《ゲスト講演者》として『お寺の出前』に行ってきた。
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 こちらは勉強熱心な総合病院と施設のようで、毎年、このような《看護師さんや介護師》さん達の独自の〔研究発表会〕を院内で実施されているらしい・・。
 光栄なことに、僕はこの発表会の〔第一号〕の外部からのゲスト講演者として、お招きいただいた。

 お寺に講演を頼みに来られた主催者代表の〔看護師さん〕の話によると、「終末期における患者さんとの関わりに対しては、どうしても宗教を切り離す訳にはいかず、直接、〔宗教者〕から話を聞きたい、・・かといって堅苦しく難しい話をする〔宗教者〕では、皆が興味を持たない」・・ということで、悩んでいたら偶然、このHPを見つけられ、白羽の矢が僕に発ったという事だ。〔喜んで良いのやら?・・・(笑)〕

 当日、病院に《僧侶》の着物姿で入って行ったら、「そのかっこで、来てくださって本当に嬉しかった」と言われた。〔どういう意味やろ?僧侶の服装って一種のパフォーマンスなのだろうか?・・ようわからんわ(笑)〕

 話の内容は、主に《仏教では(生と死)をどのように受け入れるか》というテーマに絞って、講演は無事に終ったが、はたしてその期待にうまく応えられたかどうかはわからない。
 ・・が、今回のこの発表会のレジメに『今回この会で「ステキ・おもしろい!」と皆で共に感じ、喜びを分かち合いたい・・』と書かれてあったので、「ステキ」は無理だったが、「おもしろい!」はうまくいったのではないかと自負している。(なんのこっちゃ・・〔笑〕)

 結果はともあれ、《僧侶》が病院内で《看護師さん達》に仏教のお話をさせていただけたという(面白い)事実に、僕は今、充分満足している。ほんま貴重な経験をさせていただきありがとうございました。感謝、感謝でございます。ありがっとさーん。
 

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