住職のつぼやき[管理用]

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いわゆる、ひとつの『業界紙』・・

 世の中には、色んな『業界紙』がある・・。
 僕らが生きる《宗教界》にも、そんなジャンルの雑誌が何種類か発行されていると思うのだが、昨日、〔お寺の出前〕の現場に取材に来られた『月刊 仏事』という月刊業界誌を発行されている《鎌倉新書》という出版社の理念には少し驚いた。
 まず、この月刊誌だが、〔葬祭業界〕・〔仏壇仏具業界〕・〔墓石販売業界〕そして〔寺院、神社、教会〕向けの《隣接業界情報紙》として出されていて、そのコンセプトとなる言葉は《供養》だそうだ。(なんか言葉がやけに生々しくて変っている)
 ・・この雑誌からその会社の《趣旨》を少し抜粋して見る。
『《供養》に対する消費者の意識は日々変化しています。その為に幅広い情報を得ることが、これからの時代の経営には求められています。特に関連業界(葬祭業・仏壇仏具・墓石販売業)の隣接業界の情報を知ることによるメリットははかりしれません。』とある。
 そう、この雑誌は《供養》商売(言葉が荒っぽくてすんません)の情報・業界紙なのだ。
 ・・昨日、僕はこのような情報誌がある事を始めて知った。
 今の時代、みんな《情報》を欲している。
 上の業界もそうだ。〔仏事〕離れが進んでいる昨今、非常に関連業界は危惧し、生き残りを賭けて頑張ってるらしい。
 そしてそこには《供養》には欠かすことのできない《宗教界》のさまざまな〔活動情報〕も欲しいということで、たまたま、ホームページで『お寺の出前』の欄を見つけ、今回のうちへの取材となったそうだ。
 ・・ただ、僕の活動を雑誌に掲載しても、各業界の〔営業活性化〕には何のメリットもないと思うのだが、記者曰く「・・ただ情報を流すだけではなく、オモシロい試みをしている人間の記事を、たまに載せるのも〔各業界〕と〔雑誌〕の活性化には良いのだ」・・とのことだ。・・それって褒め言葉と取って良いの??

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