住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

『テレビに出た!』・・のか。

先日、T市内を車で走っていたら、『テレビに出た!』という宣伝文句が大きく屋根に書かれてある《たこ焼き屋》さんを発見した。(・・ちょっと寄って買いたかったが時間がなかったので断念した)
 これを見て、「僕も昔〔テレビ〕に出た事あるねんで!」と、《ブログ》に書いて自慢したくなった。(・・まったく僕は、このような嫌らしい根性を持ったセコイ僧侶でごじゃりまするが、まぁ話の種に読んで下さい)
 実はテレビには過去、二回出た事がある。ついでにいうとラジオにも出た。(別にこれはどうでも良いことだが・・これも自慢という事で許してね)
 一度目は『宗教の時間』という早朝番組で、二度目は夕方の報道番組である。・・それで、今回は『宗教の時間』について書く。
ファイル 70-1.jpg ファイル 70-2.jpg
 それは突然、テレビ局から「新聞であんたの記事を見つけたので撮影取材をさせて欲しい」という電話が掛かってきて、その後《番組ディレクター》が前もってちゃんと来られ、「老人ホームで自家製紙芝居を毎月やっている変なお坊さんの特集番組を作りたい』とその番組の趣旨を丁寧に説明してくださった。それで了解させてもらった。
 ・・撮影は二日間続いた。一日目はお寺で〔勤行風景〕・〔紙芝居を描いている処〕そして〔インタビュー〕などを撮った。そして二日目は、現場である《老人ホーム》の了解を得て、撮影は行われた。
ファイル 70-3.jpg ファイル 70-4.jpg
まず、僕が〔施設に入苑し職員に挨拶する所〕から撮影したいというので、ピンマイクを付けて入ったのだが、着物にマイクが擦れて音が悪かったというので、三回程ドアを出たり入ったりとやり直した。この時、役者さんてさぞかし大変なのだろうなと思った。
 そして〔紙芝居を演じている処〕とその後〔お部屋を訪問してお年寄りと会話をしている処〕を撮り、撮影は無事終わった。
 そしてオンエア当日、早起きして家族みんなで見た。
 もちろん、お寺の檀家さんにも宣伝しておいたのだが、後で聞いたら〔寝過ごして見れませんでした~〕と言われた方が結構多かった(笑い)。
 放送されてからの後日談だが、知らない方から電話が掛かって来たり、町で知らない人から「テレビ見たよ」と声を掛けてもらったりして結構うれしかったを覚えている。
 ・・こんな体験させてらったので、最初の《たこ焼き屋》さんみたいに『ここはテレビに出た《お寺》!』と掲示板に出して宣伝してみようかなぁ。・・でもやっぱりお寺というのは商売やないからヤメトコ・・。

上に戻る