住職のつぼやき[管理用]

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六月号の「月刊 御堂さん」は『犬と僧侶の絵』を描きました

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 毎月、月末近くになると、「月刊 御堂さん」編集部から(次々月号の)イラスト依頼のファックスが送られて来る。
 これは『お参り茶話』といって、毎回異なった住職が、檀家さん宅で起こった色んなエピソードを連載するコーナーで、その話に僕は(似合った)カットを描くのである。・・それが仕事だ。
 それで、今月号の原稿は『犬が苦手なお坊さん』の話なので、最初、僕は犬に吠えられ慌てふためくお坊さんのカット(絵)を書いた。
 ・・が、著者が「犬嫌いなお坊さんでも、膝の上に尻尾を振って乗って来ると可愛いものだ」という一行も書いておられたので、やっぱり、この絵はやめとこ」と思いボツにして、今回のような絵に変えた。
 今改めて、原稿を読みながらカットを見たら、やっぱり「慌てふためくお坊さん」の絵の方が良かったような気がする。・・が、でも、やっぱりこれで良かったかな。 
 それは、僕もこのお坊さんと一緒で、(檀家さん宅の)犬と(できるだけ)仲良くしたいという願望があるからなのだ。
 ウッー、ワンワン!「しーっ、読経中だけでも静かにしとってくれ!」という願いが・・。
 

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