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紙芝居:「不思議なクマグス ~南方熊楠の生涯」(その1)

(はじめに)
 10年ほど前になるが、和歌山県の「白浜はまゆう病院」へ、お寺の出前に行ったことがある。
 その時、講演の時間までまだ時間があった為、近くの『南方熊楠記念館』に寄った。
ファイル 903-1.jpg(白浜:南方熊楠記念館)
 それまでに、テレビや雑誌でこの『南方熊楠(ミナカタクマグス)』さんの事は知っていたが、実際この記念館を見学したのち、さらに身近に感じ「紙芝居化したい」と、この時から思いだしたのだ。
ファイル 903-2.jpg(記念館内部)
 そしてその後、何度もこの記念館に足を運び、(ついでに白浜温泉にも浸かり〔笑い〕)、又いろんな〔熊楠関係の〕本を読み、二年ほど前にようやくこの紙芝居は完成した。
 書き直したい所も(多少)あり、なかなか発表までこぎつけなかったが、今回「もう、このへんでエエやろ」と思ったので、ここに発表させて頂くことにする。
 ちなみにこのへんてこな題名は、テレビアニメ『不思議なメルモ』(手塚治虫原作)をダブらせて付けさせて頂いた。
 知ってる人は知ってると思うのだが、ここで「メルモちゃん」の歌のさわりを少し・・。「メルモちゃん、メルモちゃん、メルモちゃんが持ってる、赤いキャンディー、青いキャンディー知ってるかい? ちょうちょは卵に ベビーは大人に 小さくなるよ大きくなるよ、スゴイよ」・・もっと書きたいが、今回はこのへんにしておく。(余談になるが、僕はずっとこの歌を口ずさみながら、この紙芝居を書いた。〔笑〕)
 そう、僕の頭ではこの熊楠(クマグス)という方は、奇妙奇天烈で、とても常識では理解出来ず、まるでこのアニメの題名そっくりな不思議な人なのである。・・だから、こんな題名にした。 
 それでは『不思議なクマグス』のはじまり、はじまりー。  
ファイル 903-3.jpg
 ミナカタ・クマグスは不思議な人。
 皆さんは、南方熊楠って知ってますか?
 ある人は、彼を「植物学者」と呼び、又ある人は「民俗学者」と呼びました。
 クマグスさんは世界の国の言語18ヵ国語を話し、動物・植物・天文学・歴史から仏教哲学まではば広い知識を持ち、『歩く百科事典』と呼ばれ、不思議なところでは〔幽霊〕とも話すことができたというユニークな大学者なのです。
 つづく

コメント一覧

Q 2012年05月24日(木)14時23分 編集・削除

はじめてコメントします。
先日、とあるお寺の法話の中で ある聖人さまが幼かったときに南方熊楠さんの近所に住まわれていたそうで、評判の高い南方さんのお屋敷を覗いてみたら この絵のとおり上半身裸で顕微鏡で観察されていたそうです。その背中には何匹もの蚊がとまっていたのに払いのけようともしなかったそうです。 お念仏もこのように一心不乱に申しましょう。  というお話でした。

カンネン亭 2012年05月24日(木)15時42分 編集・削除

Qさま

コメントありがとうございます。
熊楠さんのお写真は、現在もたくさん保管されておりますが、この裸で研究しているお写真も、僕は見たことがあります。
 写真自体が珍しい時代に、カッコ付けず、裸で写っている熊楠さんに共感を覚えました。
 又、ゆかたを裏向けに着ている写真もあり、それもけっこう面白いですよ。
 ものに頓着しない性格の方だったのですね。
 ある意味、変人ですよね。
 でも、そう考えれば、では反対に常識人って何?と考え込んでしまいます。
 僕は好きです。こういう人。
 さて熊楠さんは「お念仏」をどう思っておられたのでしょうか?はてさて。