住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居製作のよくある中断

 僕は「紙芝居」を、よくお寺の一階ホールで描いている。
 その姿は、ガラス越しに、よく外から見えるようだ。
 今日も、お昼休みに「紙芝居」の色塗りをしていたら、二人のお婆ちゃんが、偶然?それを見つけて、お寺の中に入って来られた。
 僕は「どうぞ、お入り下さい」と、何も言ってないのに(笑い)、「ほら、○○ちゃん、院主さんが絵を描いてはるわ。見せてもらおか?」と、二人揃って入って来られた。
 そして、「こら、ありがたいわ。・・ありがたそうな絵やわ」と、僕は何も絵の説明をしていないのに(又、笑い)、勝手に「あーだ、こーだ」と、独自に講釈を入れながら、会話を始められた。
 その内、「これは、どういう意味の絵ですか?」と、等々話の中身に踏み込んで来られたので、僕は筆を置き、(めんどくさそうな顔はせず・・(ここもついでに笑うとこ)、)一枚一枚の絵の説明に入った。
 しかし、やがて「あっ、そろそろ公民館で「老人会」が始まる時間や。・・ぼちぼち歩いていこか?」と、二人合わせて僕の顔をじっと見つめられるので、僕は(邪魔臭そうな顔はせず・・、(まだ笑ってもらうとこです))「じゃ、僕が車で公民館まで送ってあげますわ」と言うと、
「そぉ~~お、悪いね~、院主さん」と遠慮もせず、靴を(さっさと)履かれ外に出られた。(まぁ、ここも笑って下さい)
 そして公民館まで、お婆ちゃんをお送りして、僕は又お寺で、いそいそと紙芝居の色塗りを再開し始めたのであった。
 このように、紙芝居製作はよく中断されるのです。・・が、これも又、お寺の仕事やと思って(いつも作り笑顔で・・(最後に笑うとこ))僕は今日も絵を描いております。
 
 

コメント一覧

愛子 2012年03月10日(土)16時03分 編集・削除

私もお寺の近くだったらだまって入って行って
黙って眺めて
そのうち横ではんこ彫って・・・

だまって帰るかもしれません。
(邪魔くさくないでしょう)(笑うとこです)

そやけど、そんな風に入っていけるお寺ってええですねぇ・・・

カンネン亭 2012年03月10日(土)21時43分 編集・削除

愛子さん

どうぞ、愛子さん。遠方でも、気軽に来て、気軽にお参りして、気軽にさっさと帰ってください。
 待ってますよ。・・ほんまに。

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