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紙芝居:「続・古事記 お隠れになったアマテラスの神」その2

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 「スサノオ! ここから一歩たりとも入ってはいけません!!あなたはこの《高天ヶ原》を奪いに来たのでしょう!」
 と、姉の〔アマテラス〕の女神は叫んだ。
 それを聞いてびっくりした弟の〔スサノオ〕の神は、
「ちっちっ違いまっせ、ネエちゃん! おいらは、お姉ちゃんに〔お別れ〕に言いにきたんでごわんど。決して、侵略しに来たんではないぜよー。信じておくんなはれっちゃ!」と、色々な方言を混ぜ込み、必死で弁解した。
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 やがて、必死に弁明する〔スサノオ〕の誠意は伝わり、姉の〔アマテラス〕は、誤解を解き、二人はようやく仲直りをしたんじゃ。
 ・・が、しかし、時間が経つにつれ、
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 〔スサノオ〕は、「よーく考えてみたら、なんでいつもオイラだけ、皆からこんなにイケズされなあかんねん! えーい、どうせオイは邪魔者じゃっどん! よーし、この腹立ちをあっちこっちにぶつけて暴れ回っちゃる!」と、ヤケクソになり、あちこちで乱暴を始めたのだった。
 そして、ついに、その乱暴によって、人が亡くなるという事故が起きてしまったのじゃ。
 姉の〔アマテラス〕は、その悲報を聞き、それは、大きなショックを受けたんじゃ。
 そして、「あぁっ、あんな乱暴者の身内がいるなんて、なんて恥ずかしいことなの・・。いっそのこと、私はこの世界から身を隠してしまいたい・・」と、人類史上初、最大の〔引きこもり〕を決意したんじゃ。
 つづく