従兄弟が亡くなったと連絡が入った。
急なことだった。
従兄弟は、48歳独身で、一人住まいだった。
お隣さんから、〔室外機〕の音が、鳴りっ放しとの連絡を受け、警察と義兄で、ドアをこじ開けたら、中で一人で亡くなっていたという。
おそらく、僕が〔お葬式〕をする事になると思うのだが、今警察で〔検死〕の状態なので、それがいつになるか全くわからない。(〔検死〕って、どれぐらいの日数が掛かるのだろうか・・?)
伯父叔母の〔死〕を聞いてもショックなのに、〔従兄弟〕の訃報には、正直参ってしまった。
幼い頃、一緒にプラモデルを作ったり、漫画本を貸し借りした仲なので、寂しさはひとしおだ。
彼の父も母も、僕がみな〔お葬式〕の導師をした。
連絡を受けた時、『僕もいつかは死ぬのだ』と改めて思い、自分の死も意識した。
それがいつかはわからんが、今を精一杯生きねばとも思った。
奇しくも、昨日は『おしゃか様』の誕生日・・。
僕は前日、紙芝居で『おしゃか様』のお話をし、その中の『四門出遊』の場面で、「人は生れた以上、必ず死ななければならぬのだ。この私もいつか・・。」と、おしゃか様のセリフをしゃべったばかりだった・・。 合掌
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