今、『特養老人ホームあんり』の〔お話会〕から、帰ってきた。
今日は4階のフロアーで、入居者の皆さんと雑談をしながら時間を過ごした。
今日は『すべてのモノは変化するのだ(諸行無常)』という、お話もおまけにさせて頂き、その後、皆さんとご一緒に『おやつ(ブタまん)』を頂いた。
その〔おやつ〕を食べていたら、僕の隣のおばあちゃんが、そっと僕に自分のぶたまんを下さった。
僕は「召し上がらないのですか?」と聞くと、「どうぞ、私の分も食べてくださいな。・・(話を聞かせてもらった)私のお礼の気持ちです」とおっしゃるのだ。
僕は直ぐにそれを辞退したのだが、「どうしても・・」ときかれないので、結局有難く頂くことにした。
その時、僕はその方の態度を見て思ったのだ。・・「この方は、僕に持てなして下さっているのだ。ここは自分の家ではないので、おやつをプレゼントするという形で、〔おもてなし〕をして下さったのだ。・・これは有難く頂かねばならない」と思った。
おもてなしの心を受けるというのも、大事な仏道ではなかろうかと思った、今日の出会いであった。
非公開 2010年02月06日(土)20時53分 編集・削除
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