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特養老人ホーム『甍』・春の偲ぶ会

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 昨日、特養老人ホーム『甍』で、春の「偲ぶ会」を行った。
 これは毎年、春と秋の年二回、苑内でお亡くなりになられた方を偲び、行っている追悼法要である。
 苑の職員さんが、総合司会をして、僕が読経と「紙芝居法話」をする。
 そして、施設長の挨拶があり、若い職員たちの故人を偲ぶ「思い出話」を頂き、その後、皆でお焼香をして閉会となる。
 又、最近では、亡くなられた方のご家族さんも参加して頂き、家族さんからも、施設の思い出話なども頂いている。
 今年は、その家族さんから、「今は無きおじいちゃんが、認知症で、何度も行方不明となり、警察のお世話ばかりなって、このままでは家族がストレスで潰れてしまうというその時に、ここの施設と出会い、そして救われ、その後おじいちゃんに感謝できる余裕を持ちつつ、最後を見送るができました」、というお話をお聴きした。
 又、それとは対照的に、「私は、認知症と病の二重苦の妻をここに入所させて頂き、有難かったと思ったら、その後、持病が悪化し、わずか二ヶ月で亡くなってしまい、こんなに早く別れるのなら、家で最後まで見送れば良かったと思い、・・そんな罰当たりな後悔をしているのです」という年老いた夫の方のお話もお聴きし、老人ホームの存在自体を改めて考えさせられたのであった。