住職のつぼやき[管理用]

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「仏さまは見てはるで~」・・枚岡東小学校『ひまわり〔放課後〕クラブ』への出前

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 昨日、東大阪市立 枚岡東小学校『ひまわり〔放課後〕クラブ』に、お寺の出前に行ってきた。
 対象者は、〔小1~小3〕ぐらいの子供たち〔約25人〕で、その『出前』の依頼主は、『東大阪みどりロータリークラブ』の方々であった。(ちっちゃな子供達に、ちょっと宗教的な〔道徳教育〕を『紙芝居』でお願いするとのお話だったのだ)
・・行って驚いたのは、まず、校門が厳重に閉まっているという事であった。〔以前に北大阪であった《小学校内での事件》の結果であろうが、・・なんかまだ、ピリピリしている〕 校門横のインターフォンを押してしばらくすると、職員の方が鍵を持ってやって来られて、ようやく入れた。
 でも、そんな事に関わらず、子供達は元気一杯だ!
 紙芝居をセットしていると、全員がきちんと体育座りをして、「どんなお話やろか?、面白いやろか?怖いやろか?」と言い合いながら、待っててくれて居た。
 今回の「紙芝居」は、『ロータリークラブ』の方の意向もあり、『くもの糸』と『三尺三寸のお箸』をして、最後に『地獄と極楽』の飛び出す紙芝居もして、「誰も見てないと思っても、仏様は善い事も悪い事も見てはるで~。いじめも見てはるし、反対に親切な行いも見てはるで~!」と、そんな話をした。(女の子が怖がり、最後までずっと泣き続け悪いことをした。・・話が終ってから、全力を挙げて慰めた。〔笑い・・笑たらあかんなぁ〕)
 ・・が、たいていの子供は「あー、面白かった!」と言って、あっけらかんとしていた。(ここらが、限界やなぁ・・)
 でも、帰り際「バイバーイ、ありがとう。又来てなー!」と言ってくれたので、良かったとするか。

 今回僕は、みんなに「誰も見てないと思っても、仏さまは何もかも見てはるで~」と言ったが、心の中で「お前のこともな!」という自分の心の中の《天使》(もとい、菩薩様)の声が聞こえてきたのだった!めでたし、めでたし・・。

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