住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:『相撲のはじまり』(その3)

ファイル 1993-1.jpg
 さぁ、力比べが始まりました。
 この力比べ、今でいう[格闘技]です。
 武器はダメですが、キックもパンチもありです。
 負ければ、死なねばなりません。
 そう、命掛けのものでした。
 ドシッ、バシッ! 骨も砕け折れました。
 まさに、力と力のぶつかり合いです。
ファイル 1993-2.jpg
(相撲神社内:力士モニュメント「誰がモデルやろ?」)
ファイル 1993-3.jpg
 ドッドッドッシーン!
 當麻の蹴速(けはや)が倒れました。
 野見の宿禰がジャンプして、蹴速の上に全体重を乗せて急降下です!
 グウェェェー!蹴速の断末魔が響きました。
 そして、當麻の蹴速は、血を吐いて死んでしまいました。
 「あっぱれー!宿禰!天下一。ようやった!」と、天皇は上機嫌です。
 「宿禰、・・ほうびとして、當麻の蹴速の土地をくれてやろう!」と天皇は云われます。(考えてみれば、残酷なひどい話です・・。)
 が、しかし、宿禰は・・。つづく
 
 

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