住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「戦争は罪悪である」(その4)

ファイル 1851-1.jpg

・・それから一か月後、
 同じ宗派の僧侶が集まった大きな法要の後、彰元師はまたもや話し始めたのです。
「・・他の人は、どう考えるかしらんが、この戦争は侵略であると思う。
 莫大な予算を使い、多くの命を奪う。
 やはり、戦争は罪悪である。
 もう、ここらで戦争は止めた方が良いと私は思う・・。
 が、君らはどう思う?」と。
 それを聞いて、他の僧侶たちは激怒しました。
「何という事を言うか!この日本を侵略国というのか!この戦争は聖戦じゃ!!
 民を導く僧侶として、今のは恥ずかしい発言!
 言葉を撤回しろ!!」と、詰め寄りましたが、彰元師は反省しませんでした。
 それで、僧侶たちは警察に通報したのでした。つづく

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