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紙芝居:「歌人 石上露子(いそのかみ・つゆこ)」(その4)

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 露子は、大地主『杉山家』の跡取り娘です。
 又、正平も由緒ある家の長男、・・跡取り息子です。
 当時の法律では、お互い跡取りの子供同士の結婚は認められなかったのです。
 それで、露子の父親は、この交際を認めませんでした。
 そして、二人は愛し合いながらも、とうとう、別れることになったのです。
 のち、露子は、次のような別れの時の歌の思い出を歌っています。
 『霜(しも)白く 菊におきけり その日より 久に君見ず 夕別れして』
 意 (霜が白く菊におりていました。その日より、あなたと会っていませんね。あの夕暮れに お別れした時から・・) 
 この失恋から、絶唱『小板橋(こいたばし)』が生まれるのです。 つづく