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紙芝居:「歌人 石上露子(いそのかみ・つゆこ)」(その2)

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 石上露子は幼い頃から、古典・漢籍・日本画・お琴・舞いエトセトラ、エトセトラなどを習い、超高い教養を身に付けていきます。
 が、しかし、彼女が13歳の時・・、
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 突然、実の母が離縁され、実家に帰ってしまいます。
 露子と妹を残したまま・・。(離婚の原因は諸説あってわかりません。文春砲はまだ遠い・・)
 まだ、母親が必要な少女期。彼女の心はどんなものだったでしょうか?
 又、すぐ継母がやってきますが、彼女はなつきませんでした。
 のち、詩歌の文芸誌『明星』に、露子がこの時の気持ちを思い出して投稿した歌に、次のようなものがあります。

『世にそいて つくれる媚(こび)のわびしさも よりて泣くべき 母はいまさぬ。』

 これは(世間の大人たちに、自分は合わせて 寂しさを隠して生きている・・あぁ、こんな時こそ 居て欲しい母が私にはいないのだ。)という意味でしょう。
 大大家族の中で育つ露子ですが、孤独感は一層つのり、泣き顔を見せない超内気な少女になっていくのでした。 つづく