住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「妙好人 赤尾の道宗」(その8)

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このような道宗さんでしたので、その噂を聞いた隣村のお坊さんが、『一度ためしてやろう!』とやって来ました。
 そして、草抜きをしていた道宗の後ろから、いきなり蹴り飛ばしたのです。(無茶しょるなぁ・・)
 前につんのめった道宗でしたが、何食わぬ顔で、又草抜きを始めました。
 それを見たお坊さんは、もう一度蹴り倒しました。
 しかし前と同じように、草抜きを又始めるのです。
 お坊さんは、「お前さん、なぜ蹴られても怒らんのか⁉」と問うと、道宗は振り向いて言いました。
 「お念仏の教えを頂くと、自分が蛇やサソリのような心で、人様と接していると思い知らされます。・・お宅様にも、どこかで知らず知らず、御迷惑をお掛けしたのございましょう。・・だから、私はこのような目に遭うのでしょう。・・お恥ずかしい事でこざいます。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。・・どうかお許しください。」と手を合わせました。
 それを聞いて、このお坊さんは心の底から反省したという事です。 つづく
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(行徳寺内の『赤尾の道宗記念館』)
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(棟方の書『南無阿弥陀仏』も飾られている)
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(日本を代表する版画家『棟方志功』が残した道宗の版画:戦時中、棟方はこちらのお寺に疎開し、道宗を知り熱烈なファンになったという)

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