血の痕を追っていくと、大きな洞窟がありました。
その前で、大きなタヌキの化け物が、矢を受けて死んでおりました。
大変まじめで、修行熱心な和尚さんは、化け物に簡単に騙されてしまいました。
・・がしかし、『常識』を身に付けていた学問の無い猟師は、決して騙されませんでした。
『常識』とは、普通の一般の人が、普通に持っている知識や思慮分別のことです。
常識を持った猟師が、一途な修行僧の命を救った、(ある意味)皮肉なお話でした。 おしまい
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