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紙芝居:「修験者 役の小角(おづぬ)」(その5)

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 余談ながら、小角の一番弟子になった[前鬼]・[後鬼(ごき)]という二匹の鬼には、ちゃんと出身地があります。
 前鬼は、奈良県吉野郡下北山村出身で、夫。
 後鬼は、奈良県吉野郡天川村出身で、妻。
 二人はいや、二匹は[鬼夫婦]なのだそうです。
 記念に買った[携帯ストラップ]の裏に書いてありました。・・面白いですよね。
 又、今でも小角の[金峯山寺]では、『節分』の時、「福は内、鬼も内!」と言って、豆を巻くそうです。・・鬼も一家なのですね。
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 面白いといえば、初めにも述べましたが、小角は『薬』という物を発明した日本で最初の御方。
 その代表が胃腸薬『陀羅尼助』。
 今、その陀羅尼助の[のど飴]が売ってましたので、これも買いました。味はやはり、陀羅尼助丸の味がしました。・・おもしろっ!
 さぁ、紙芝居に戻りましょう。
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 たくさんの弟子が増えた小角でしたが、その中に一人、不心得な弟子が居りました。
 彼は師匠の小角を妬み、時の天皇に讒言しました。
「・・小角は人々を惑わす魔法使いのような男でっせ。・・まさに『ハリー・オッヅー』でおま。ほっといたら、危ない男でっせー!」と。
 天皇は直ちに役人を派遣して、小角を捕らえようとしました。
 しかし、不思議な力を持つ小角は、いっこうに捕まりません。
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 そこで、役人は小角の母親を捕まえて、小角を誘き寄せる作戦に出ました。 
 そして、小角は母を救う為姿を現し、捕まってしまったのです。
 つづく 次回、最終回