住職のつぼやき[管理用]

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《白寿苑》盂蘭盆法要&大演芸法話会

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 昨日(8月31日)、毎年恒例になっている、特養老人ホーム《白寿苑》での(少し遅めの)〔盂蘭盆法要〕と〔法話会〕を2部構成で、出前してきた。

 第1部の〔盂蘭盆法要〕は、例年通り、苑内の〔座敷〕と、併設する〔食堂〕を使って行った。
 参加者は、去年の〔法要〕後に亡くなられた入居者の方の《ご遺族さん》(今年は20家族)と、《苑内入居者》の皆さんである。
 〔法要〕は、亡くなられた方のお名前を《御仏前》にて拝読し、そして〔読経〕。その間、皆さんに〔お焼香〕をして頂く。
 そして、読経終了後、簡単に〔盂蘭盆〕の意味などを僕が説明する。・・まぁ、例年はこれで終るのだけど、今年はちょっと趣向を変えた。
・・というのも、今回はこの後に〔施設職員〕による、故人の〔思い出話〕とギターとバイオリン・三シンによる〔生演奏〕を披露する時間を作り、会場のみんなで『千の風になって』と『涙そうそう』を《歌詞カード》を見ながら歌い、お互い癒し合おう!という試みを行ったのだ。(不覚にも、僕自身が歌ってて、亡き父の事を思い出し泣いてしまった・・癒されました)
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 もちろん会場のご遺族の皆さんも泣きながら歌ってくださった。(・・僕が見るに、お帰りの時の皆さんの顔は晴れやかそうであった。帰り際、その中の一人の女性が、僕に「母がこの苑で亡くなって、施設との関係も、これで終ると思っていたけど、ここまで亡き母のことを思って法要をやってくれる事に大感激しました。又何かイベントがあったら寄せてもらいます」と何度も頭を下げられお話してくださった)
・・以上が《第1部》でした。

 そして《第2部》が1時間の休憩ののち、場所をホールに移して、いつもの『紙芝居法話』を行った。
 そして、今回は、芸達者な施設職員がいることを改めて再認識した僕は、法話を早めに切り上げ、(夜勤明けの)職員に無理を頼み、もう1ステージ、演奏してもらった。
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そして、さらに今日は芸達者なゲスト参加者が多かった為、演奏に引き続き、〔童謡の唱和〕、そして〔オカリナ演奏〕と、『法話会』は、いつの間にか『大演芸大会』へと変わってしまったのであった。(完全に今回の僕は《歌謡ショー》の司会者であった・・「引き続きましては、○○さんによる《オカリナ演奏》で~ございま~す」とこんな風にしゃべっていた・・〔笑い〕)
 と、いう訳で、めでたし、めでたし。

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