住職のつぼやき[管理用]

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夜景に泳ぐジンベイザメ

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 昨日の夜、阿倍野の[ハルカス300]展望台に(初めて)登った。
 地上300メートルから見る大阪の夜景は、(ありきたりな感想だが)すべてが、小さく瞬く星のように見え綺麗だが、現実に戻ると足がすくみ怖い。
 こんな超高層ビルを作った人間という物は、天空から見れば小っボケな存在かもしれんが、大きいモノ(存在)でもあるとも思った。

 面白かったのは、今、ここの360度天上回廊窓ガラスで、海遊館とのコラボで、3Dマッピングをやっているということだった。
 大阪の夜景の上空を、子供を乗せたジンベイザメの絵が泳ぐ。
 五分ほどのものだが、今の時代の最先端イベント[3Dマッピング]で、こんな事もできるのだ。・・まさに何でも在りの時代だ。

 私事だが、以前、空を飛ぶ[幽体離脱]のような夢を見たことがある。
 それは、ウルトラマンのように天空を飛ぶ夢だった。僕の描く紙芝居に出て来るような・・。
 僕の魂?は、身体を抜け出し空へ舞い上がる。
 上昇気流に乗りながら、不安定さを両手でバランスを取り青空を上がっていくと、真下に綺麗な大海原が見え、ハワイのような(実際には行ったことは無いのだが、)大きな島の岸壁が見えた。
 そして、地上に何人の人影が見えたので、僕は着陸した。
 すると、その人影の一人である(白い着物のような物を羽織った)男の老人が僕に親しげに話しかけて来た。
 何をそこで喋ったかは覚えていないのだが、この場面は今でもハッキリ覚えている。
 その後、又、僕は舞い上がった。
 そして、「あーっ、気持ちエエわー。」と思っていたら、その時、一陣の風が吹きバランスを崩して、僕は下に落ちた。
 そして、布団の中で目覚めた。
 あの気持ち良さは、今でも身体が覚えているから不思議だ。
 あぁっ今度は、今夜の3Dマッピングイベントのように、ジンベイザメに乗って、夜空を飛んでみたいものである。
 
 

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